gracn’s blog

書籍紹介や身の回りのことについて書きます。今度こそ、書きます。

【書籍紹介】『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』&『1Q84』&『炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~』&『ミレニアム Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ』

自己啓発/人材開発)

『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』マーカス・バッキンガム ドナルド・クリフトン

才能とは、「無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターン」であり、それぞれ固有でほぼ不変。

才能(強み)を伸ばすことが個人の成長にも企業のパフォーマンスにも好影響という調査結果を前提に、その具体的な方法(才能の特定方法※、才能の活かし方、企業採用・育成方法)を説明。

※Strength Finder:200万人に渡る調査結果をもとに米ギャラップ社が強みを34に分類したもの。アンケートを結果をもとにこのうち5つがその人の強みとして選ばれる。

  

(小説/日本)

1Q84村上春樹

ノーベル文学賞に最も近いと(毎年)言われる作家。外人にも通じるので教養として(1Q84である必要はない)は1冊は読んでおきましょう。

ちなみにこの書名(テーマ)はジョージ・オーウェル『1984』から取ったものでテーマは同じく全体主義(批判)。

思想統一/監視の徹底した社会という意味で『1984』は井坂幸太郎『魔王』や『モダン・タイムズ』の元祖。

 

自己啓発/医学)

『炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~』夏井 睦

 「健康でいたい、若くいたい、ダイエットしたい、という人は炭水化物をやめなさい」という本。

 生命の進化と栄養素の関係から、炭水化物(糖質)は本来人間には不要とまで説明しているのが面白い。

ちなみに1~2週間ほど試してみたところ確かに効果はある。昼食で避けるのが一番難しいかな。

 

-長いけど時間を忘れて読める本-

(小説/海外)

『ミレニアム Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ』スティーグ・ラーション

 海外ものでブームになったものならハリー・ポッターよりもダビンチ・コードよりも面白い。

 「ドラゴン・タトゥーの女」等三部作として映画化もされているので観た人もいるかも。(俺は観てないけど)

 テイストは全然違うけどやたらと強い女性が主人公という点含めて「1Q84」と共通しているものがあるような。

 ちなみに作家は反人種主義・反差別のジャーナリストでこれがデビュー作・兼・遺作。

 20141205